マダガスカルでの自炊飯!!

この項目ではマダガスカル現地で手に入るもので作る自炊可能な日本食を紹介します。

レシピの詳細は紹介しませんが、調理できるものとそれに必要なものとそれを手に入れる場所を記載していきます。

飽く迄筆者の独断のチョイスですので、他のものは先輩やクックパッド先生に聞いて頑張って作りましょう!!


0.マダガスカルの食環境

マダガスカルでは大手現地スーパーで基本何でも手に入ります。

ScoreやShoprite、Leaders Priceでは基本的な調味料が手に入り、日本食関連では干しシイタケやのり、しょうゆ、ごま油、きくらげ、春雨などが手に入る。

また、首都の中華スーパーでは料理酒やコチュジャン、昆布などの食材が手に入り、Codalのストア(首都Leader Priceの横)では味噌やひじき、にがりや日本米が手に入る。

こういった食環境の中で、生鮮品は首都や地方都市で大概のものが手に入る。

海岸沿いの地域では中央高地に比べ生魚が安易に手に入るが、野菜類が少ない。

逆に中央高地では魚介類が高額(肉の2倍程度の価格)であるが、野菜類の種類が豊富で安価である。

マダガスカルの食環境を考慮し、本項目では今まで筆者がチャレンジしてきた日本食について記載していきたいと思います。 


1.首都にある主要な日本食材売り場の紹介

1)Horizon(ItaosyとIvatoの2店舗)

Antananarivoの中華スーパー。非常に大きく食材のみならず中華製品(鍋やおもちゃ、筆記用具なども)が多く置いてある。

食材としては、カレールー(バーモンド中華版)やラーメンの麵、ソーメン、コチュジャン、料理酒、メンマ、のり、昆布、カップ麺。中華お菓子、等々多くのものが手に入り、このものだけで2年間は必ずもつ。

コチュジャンが置いてあるのは今のところここだけ。

https://web.facebook.com/pages/Itaosy-Horizon/141206819365112?_rdr


2)Behoririkaの中華スーパー(シェル石油スタンド横)

Horizonに比べると小規模であるが、しょうゆやラー油などの調味料から、干しシイタケや韓国のり、中華だし等の簡単な調味料が手に入る。

最近は文房具やお酒などのコーナーが拡充され、食材は縮小傾向にある。

https://www.google.mg/maps/place/R.+Randriambahiny,+Antananarivo/@-18.9027017,47.5247368,17.06z/data=!4m5!3m4!1s0x21f080aae2970401:0x49075703facf0bd!8m2!3d-18.9010534!4d47.5258114?hl=ja

3)Codal(Leaders Price近く)

マダガスカルさんBio食材が中心の店であるが、フランス系のBio食材の系列で味噌やにがり、乾燥味噌汁、ひじき、コシヒカリなどが置いてある。

価格は非常に高いものの、みそやにがりはここでしか手に入らいないので要チェック。

ちなみによく在庫切れしているので予約などして入荷を待って取っておいてもらおう。

http://www.codal-madagascar.com/madabio-boutique/

4)Jumbo ScoreやLeaders Price

フランス系の大手スーパー2社。

これら(首都でのみ確認済み)にあるもので特筆すべきは「いくら」。

ごくたまに生食用のイクラが食べたくなったらこまめに通えばいいと思う。

ちなみに価格は一瓶100g程度で4万Arと高額。

そのほかのりや干しシイタケ、寿司酢や日本醤油等が常時おいてある。

5)Shoprite

南アフリカ系スーパー

地方都市にも多くあり、ごま油や醤油等が手に入る。

運がいいと干しシイタケもある。

麺の種類も豊富でたまにおいしいラーメンの麺が置いてある。


2.日本食の紹介(レシピ、材料とその入手経路 等)

1)ぬか漬け

①器具;5~10リットル程度のタッパー

②材料;捨て漬野菜(ニンジンやキャベツ等)、塩、米ぬか(Apomb)、唐辛子、あれば昆布や干しシイタケ(旨み用)

③レシピ;

http://www.sirogohan.com/recipe/nukadoko/

④入手場所;

タッパーはスーパーやTsenaで、野菜や唐辛子は何でもどこでもいいです。

米ぬかは飼料屋さんで主に売っています。

精米所でも分けてもらえますが、きれいにされていない為資料屋さんのものが最適。

昆布は首都の中華スーパーで買えます。

⑤注意点;

ぬかができた後は冷暗所での保存が必要です。

暖かい地域や夏は冷蔵庫内が最適。

冬はタナの下などでもOKでした。

毎日愛情をこめてかき回すのがポイントであり面倒な部分。


2)豆腐

①器具;ミキサー、さらし布(綿生地なら何でもいい)、ボール、鍋

②材料;大豆、水、ゼラチン(あればにがり)

③レシピ;

ゼラチン版;https://cookpad.com/recipe/3237679

にがり版;http://www.aiweb.or.jp/otoufu/recipe/html/tofu.htm

にがりの作り方(未挑戦);https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6045108.html

④入手場所;

ミキサーは町の電気屋さんで売っている。

さらし布は何でもいいですが何となく白の薄いやつがいいかも。

ボールも何でもいいのでどこでも手に入ります。

大豆はTsenaで売っています。ゼラチンはスーパーにはある。にがりは首都のCodalにしかありません。日本からおくってもらう手もあります。

⑤注意点;

豆乳から作る場合は濃度が高いものを選びましょう。

7%程度では固まりません、10%以上で何とか固まりました。

おからが大量に出るので、処理に困る場合もあります。

暫くおから料理の日が続きます。

あしが早いので早めに食べるようにしましょう、冷蔵庫でも3日くらいしか持ちません。

豆乳作成時は非常に熱いのでやけどに注意、冷めてからでは十分に豆乳が取れないので気合で頑張ろう。


3)ラーメン

①器具;圧力なべ、なべ、※面を作る場合はパスタマシーン

②材料:

スープ:動物の骨(豚骨や鶏の骨)、香味野菜(にんにくや青ネギ(Poireau)、キャベツの芯 等)、しょうゆ、豚の背脂、味の素、豚バラor豚肩肉(叉焼と兼用)

たれ:醤油、酒(なければ白ラム酒)、みりん(なければ白ラム酒+砂糖or白ワイン)

麺:小麦粉、塩、水、重曹(あれば粉末かんすい)

トッピング;叉焼用の豚肉、ネギ 等

③レシピ;

スープ;https://cookpad.com/recipe/1370388

麺詳細;https://cookpad.com/recipe/2695091

④入手場所;

圧力なべやパスタマシーンは町の売り場にほぼ売っている。首都には確実にあるのでAnalakelyやBehoririkaを探してみよう。

中華スーパーにはいいものが売っている。

しょうゆなどはスーパーで手に入り、豚骨などは市場で「骨だけくれ!」といえば肉と同じ価格ながら売ってもらえる。

酒は中華スーパーにもあるが、首都にしかないので実際はラム酒で代用する。

麺は粉末かんすいがこの国にないので重曹でカバーする。実際売っている麺でも十分である。

⑤注意点;

時間が多くかかる、圧力なべがない場合は煮炊きに非常に燃料と時間を要する。

圧力なべでも正味8時間程度に込みます。

ベテラン向け。

4)巻寿司

①器具;簀巻き(なければ固いもの、段ボールなどで代用可能)、ラップ

②材料;のり、米、寿司酢(酢+砂糖)、具(卵やツナマヨ、野菜など)

③レシピ;

酢飯;https://cookpad.com/recipe/4326925

④入手場所;

寿司酢はスーパーにあるものでいいものがあります。(寿司酢と書いてある)

酢+砂糖で代用可能。

海苔はスーパーにある。

⑤注意点;

マダガスカル人にも意外に好評であったが、しょうゆが食べれないという人もいるので注意。


5)あんこ

①器具;鍋

②材料;Tsiasisa(小豆みたいな豆、Tsaramaso Menaでも代用可能らしいがこちらのほうが風味が小豆にちかいらしい)、砂糖、水

③レシピ;

https://cookpad.com/recipe/3946823

④入手場所;

TsiasisaはTsenaで大概売っている。

⑤注意点;

煮炊きに時間がすごいかかるが、圧力なべを使えば簡単にできるよ!!

白玉(粉はスーパーで手に入る)も作って白玉あんこで幸せになろう!



最後に、これらはあくまで一部であり、お菓子などは女性隊員にきいたほうが更なる情報がてにはいるとおもいます。

みんなで知恵を結集して2年間を乗り越えよう!!

マダガスカルJICA青年海外協力隊による情報集

マダガスカルに赴任するボランティアのための情報集。

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