言葉を上達させるために

どの隊員も最初は言葉苦しみます。ここでは、マダガスカル語を少しでも早く上達するためのコツを紹介します。


マダガスカルの公用語といえばフランス語とマダガスカル語。訓練所でフランス語を勉強して、マダガスカルに到着後1ヶ月間、マダガスカル語の任地訓練があります。村や日常会話のほとんどがマダガスカル語。地方の方言やら発音の違いやら受身系やら「やめてくれー!」って言いたくなる事も多いのが現実。でも、任地訓練の一ヶ月ではまともに話せるようにはならない。赴任当初は活動どころではないのが普通です。

マダガスカル語の大きな特徴は受身形。受動態で話される事が多いのです。例えば ‘I love you’ は’Matio anao aho’ですが全く使われず、 ‘Tiako ianao’つまり’You are loved by me’が使われます。この受身形は大変難しく、多くの隊員が苦労します。また発音(LとR、BとVなど)や地方独自の方言に苦しむ隊員も多くいます。方言は非常に大変で全く違う言葉といってもいいほどで、マダガスカル人でさえも分からなかったりします。


◆語学上達のコツ

先輩ボランティアからのメッセージを紹介します。

  • まずは友達を作ろう。「マダガスカル人の友達いません」なんて活動以前の話!
  • 毎日馬鹿話。一緒に歌を歌ったり恋バナをしたり、馬鹿話こそ語学取得の近道!
  •  毎日少しずつ。いきなりペラペラ話せるわけはありません。毎日コツコツと。
  • 覚えた言葉は無理やりでも使う。間違えてもかまわない。まずは使ってみる。伝わらなかったら伝わるまでチャレンジ!
  • 毎日いろいろな人と話をする。村に飛び出そう!わからなくても話をする。伝えようとすればわかろうとしてくれる!


◆便利サイト

Malagasy Dictionary and Encyclopedia of Madagascar

オンライン辞書。フランス語訳だけでなく英語訳も一部対応しており便利。サイト右上の検索ボックスにマダガスカル語もしくはフランス語・英語を入力して「Search」ボタンをクリックすると、対応するフランス語・英語もしくはマダガスカル語を検索してくれます。

Google翻訳

いわずと知れた王道ところ。「マラガシ語」という項目を選択可能


マダガスカルJICA青年海外協力隊による情報集

マダガスカルに赴任するボランティアのための情報集。

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