アンバトンドラザカの歩き方

アロチャ・マングル県、アンバトンドラザカ市(Ambatondrazaka)についてご紹介いたします。

2016年10月現在2名のJOCVがこのアロチャ・マングル県にて活動しております。

ここでは同県の中でも大きな市であるアンバトンドラザカについて少しご紹介いたします!!

1.基本情報

首都アンタナナリボからタクシーブルースで8時間ほど北東に移動したところにある。周辺にはアロチャ湖と呼ばれる国内最大級の湖があり、アロチャ・マングル県の県庁所在地である。伝統的に米生産を行ってきたこともあり、この地域一帯を「米倉庫」と呼ぶことも。湖から獲れる新鮮な魚が市場に並ぶことも少なくない。

土壌汚染、森林伐採が急速に進んだため、ラバカ(lavaka)と呼ばれる大規模な地滑りが同地域の山を削っており、この地域の象徴的な景色となっている。

県庁所在地と言うこともあり、憲兵、警察、郵便局、銀行など行政機関もそろっており、生活に不自由を感じることは少ないと言える。

2.食事

主食は他の地域と変わらず「米」。これでもかってくらい米しか食べない。また、中華系が他の地域に比べ多く生活していることもあり、アジア系の住民による商店も存在し、懐かしいアジアの味も手に入りやすいと言える。


3.市場

この街において市場の存在は欠かすことができないだろう。肉を専門に売っている市場ならここ、魚専門ならむこう、野菜専門ならあちらなどそれぞれの似たような商品が同じところに集まっているので、街全体が大きなスーパーマーケットの様になっている。

木曜日と土曜日は特に活気にあふれ、多くの人が買い物をしている。散歩するだけでも楽しめる場所と言える。

市場のすぐ横では夕方になると揚げ物を売る人が現れる。隊員のおススメは「スタバのおっちゃん」。

4.買い物

上記の市場で生活に必要なものは全てそろえることは可能。しかし、市場とは別に家電を扱っているお店も市場の奥に存在している。

市場では手に入らない家電の他にも楽器や家具も置いてあるお店である。家までの搬送にはリアカーを持った人がいるので彼らに頼むのが良い。

5.移動手段

街中はモトタクシー(バイクタクシー)が主流。もちろんALL JICAで禁止なので徒歩、自転車、タクシーで移動。街中には急な坂道が多いこともあり、他の地域には存在しているプスプスも本地域では見られない。歩いていける距離に全て完結するくらいには小さく全てがまとまってる街なのでタクシーを必要とすることは滅多にない。

強引な客引きも少なくないので、かわす技術の習得は必須である。

マダガスカルJICA青年海外協力隊による情報集

マダガスカルに赴任するボランティアのための情報集。

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