こちらではマダガスカル人が普段どんなものを着ているのか紹介していきます。
雨季の子供たちの服装
子供たちは大抵、靴でなくサンダルを履いており、運動する時は裸足で走り回っています。
学校によって色や形は異なりますが、幼稚園にあたるところに通っている就学以前の子供たちから高校生まで、市場で作ったベージュやピンクや青の制服のようなものを着ています。
ここに載せている写真には、日よけのための帽子を被っている子供の写真はありませんが、多くのマダガスカル人が大人だけでなく子供も帽子を被っており、外に出るときは大人が子供に帽子を被せている様子をよく見ます。
乾期の子供たちの服装
雨季とは異なり、中央高地では夜の気温は0度近くまで下がることもあります。
子供たちの服装もつば付きの帽子からニット帽に変わり、Tシャツからセーターや、薄目の洋服を何枚も重ねるスタイルに変化します。
そんな中、足元を見ると上は厚着にも関わらず足元は相変わらずサンダルのマダガスカル人も多く、寒いのかなんなのかわからない不思議な感覚に陥る時があります。
中央高地アンチラベ Famadiana(ファマディアナ)8月
ファマディアナは親族の遺体を7年に一度お墓から取り出し、もう一度綺麗な布で巻きなおす、マダガスカルの中央高地を中心に行われるお祭りです。マダガスカルには18の民族がありますが、多数派であるメリナ族と、ベツィレオ族がこのファマディアナによって、先祖を迎えるようです。
歌って踊って、豚や牛を丸ごと食べ、お酒を飲み、普通に暮らした一年の出費よりも多くの金額を使ってしまうくらいの特別な日の恰好です。
中央高地アンチラベ(中央高地) 雨季1月
アンチラベ(中央高地)乾期9月
10月のラノヒラ
ここまで、中央高地に住む人達の服装を紹介してきましたが、これは南西に位置し、ワオキツネザルなどをみることのできるイサロ国立公園のあるラノヒラでの写真です。
マダガスカルでは、このように布(ランバ)を巻いている女性をよく見かけます。
マダガスカルで良く売っている麦わら帽子を5000Ariary で買ってしまいましたが、キャップ帽ならまだしも、麦わら帽子にそこまで払うのはおかしいそうです。2000Ariary から3000Ariary が相場のようです。
男性女性問わずカラフルな帽子を被った人がたくさんいて可愛らしいマダガスカル人の服装事情でした。
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