本項目ではマダガスカルにおける主な交通手段の紹介とその利用時のTIPSを記載していきます。
詳細は現地に合わせて情報収集することが望ましいものの、ジェネラルな情報をカバーしているつもりです。
1.近距離~中距離 移動手段
1)Taxi be(都市内乗り合いバス)
基本的に大きな町ならある乗り合いのミニバン。
都市内とその近郊を走る。
20人程度ぎゅうぎゅうにのりこむが価格は首都では400Ar、地方都市、たとえばアンチラベであれば300Arと安価。
一番使いやすいがルートが複雑を極めるため乗りこなすのも少し難しいかもしれない。
首都ではバス停で到着を待ち手を挙げて乗り込む。
首都以外だと意外にどこでも止まってくれる。一応バス停はある。
2)Taxi(セダン型)
所謂タクシー
しかしながら同距離でもTaxi beの20倍~50倍の価格をとられることもあり、高額となっている。
値段は交渉性なので慣れるまでは誰か価格を知っている人がいるとありがたい。
また、意外に行けないところもあり、例えば首都では空港内には入れず、多めに金を払う必要がある。
お抱えのタクシー運転手をつくって電話番号を聞いておくといろいろ便利。
3)プシプシ(Pousse Pousse)
人力車。特に地方都市でよくみられる。
人型、自転車型、バイク型とあり、値段が利便性により上がっていく。
値段は交渉性だが、住んでいる都市の価格はそれなりに決まっており、すぐにわかるはず。
2.長距離移動
1)Taxi Brousse
マダガスカルのメインの長距離交通手段はTaxi Brousse(乗り合いバス)。
飛行機などの手段もあるが、現地人は基本的に高額なので使わない。
その代わりどこまででもこのバスで行ってしまう。
ベンツのスプリンターやマツダのミニバンを改造して席を増やしギューギューなり次第出発するシステム。
各都市間を結ぶものであり、基本的に集合的なバス停があり、そこから出発する。
首都では行先により大きく場所が異なるために注意が必要。
また、CotisseやGasy Car Vipなどという高級路線もあり、例えばCottiseという会社は全国的に交通網を走らせていて、普通のBrousseの価格の2倍程度であるが、きれいな車体、Wifi接続、時間通りの出発等 質の高いサービスを提供している。
TamataveやMahajungaからの首都への公務移動はCotisse移動が推奨されている。
また、GasyCar VipはAntsirabeと首都を結ぶもので、ワゴン車で広々しており、一人に一席確保され、500Mlの水とWifi接続、時間通りの出発等こちらも品質が高いサービスが売りである。
尚、Mahajunga方面への首都からの移動を普通のBrousseで行った経験から言うと「もう二度と乗りたくない」というレベルのものであるので、できる限りお金をかけていいものに乗ったほうが良いとおもう。
※Brousseには夜間便があるがJOCVは現在使用できない為、予約時などは確認が必要。
また、経験はないが南部のほうではいわゆるミニバンやワゴン車ではなくトラックの荷台を席に改造したバスや日本の路線バスの様な車体の超長距離バスも見受けられた。
2)飛行機
国内移動での飛行機はタクシーブルースの10倍~20倍程度の値段がかかるが、はやく安全に移動ができる。
注意すべき点は2つ;
①国内便の価格は住居者価格と非住居者価格がある。ネットでは非住居者価格しか出てこないがJOCVは住居者価格で購入可能である。(約3分の1程度安くなる)
購入は旅行代理店に依頼するか自分で窓口に赴いて購入する必要がある。
②Air Madagascarは非常にサービスが悪い。直前でのキャンセルや時間変更があるため、時間かけても確実に移動をしたい場合は陸路をお勧めする。
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