ヌシベの歩き方

マダガスカルの一大観光地、ヌシベ(Nosy Be)。「大きな(ベ)島(ヌシ)」という意味を持つことからわかる通り、マダガスカル本土からは離れた島であり、ヌシベの周りにもいくつもの島々が連なっています。

ヌシベまではタナから飛行機で約1時間。ヌシベ本島を宿にして、ヌシタニケリー(Nosy tanikely)やヌシサカティア(Nosy Sakatia)を船で回るのが定番コースです。


ヌシベ本島(Nosy Be)

ヌシベ本島の海岸はそれほど綺麗ではないですが、海岸沿いにはホテルが連なっており、ヌシベ周り観光の拠点となる街。街の人々の普段の生活と観光地が混じり合う不思議な島です。この島では、旅行会社が簡単に見つかるほか、イランイランの工場やクロキツネザルも生息しています。

夕日が綺麗なのも島ならでは。海辺には観光客用のボートも連なります。

街中にイランイランの木が植えてあり、素敵な香りがお出迎えしてくれます。イランイランのエッセンシャルオイルは貴重品で、一番品質のいいものはフランスへ送られて香水の原料になるそう。

イランイランの木は、花弁を収穫しやすいように、樹齢2−3年のときに一度幹を切るそうです。そうすると、そこから枝分かれして横に広がる樹に育つんだとか。

イランイランの精油工場の隣にある動物園は1時間くらいでいろいろな動物を間近で見られます。こちらは、この辺一帯に住むクロキツネザル。本当に真っ黒。

真っ黒なのはオスだけでメスは茶色いのもこのキツネザルの特徴。

ちなみにこのキツネザル、動物園だけではなくて島の至るところに生息しているので、夜にひょっこりホテルに現れることもありました。

話は動物園に戻ります。セーシェル原産の陸ガメ。ナポレオンの時代から生きてるから「ナポレオン」って名付けられてました。。笑

みんな大好きカメレオンも見れます。

ヌシイランジャ(Nosy Iranja)

ヌシベと聞けばこの写真、この記事のトップ画像としても使っている写真です。ヌシベからは船で1時間半くらい。干潮時には道がすーっとつながるこの島は砂浜の白さが何より魅力的。

また、お土産用の布もたくさん売られていて、買い物するのも楽しい。布の繊維を絶って縁をかがる刺繍はすごく緻密な作業が必要で、細かい作業も厭わないマダガスカルならではのものかも。

日焼け止めを使ってフェイスペイントも出来ちゃう。ヌシベの人たちはアンタナナリボの人たちに比べると、体格もよくアフリカ大陸の人たちに近い雰囲気を持っています。

ヌシタニケリー(Nosy Tanikely)

ヌシベ本島近く、このあたり一帯で一番海が綺麗なところです。シュノーケリングを楽しむことが出来、熱帯魚から運が良ければウミガメとも一緒に泳げます!いやー、感動したなー。

ヌシサカティア(Nosy Sakatia)

ガイドブックにはあまり載っていないけれど、地元旅行会社一押しの島。ウミガメの餌場があり、ほぼ100%ウミガメを見ることができます。また、まだ観光客も少ないため、ビーチも独占できちゃいます。

海の透明度はそこまで高くないけれど、海底の生える藻を食べるウミガメを間近で、それも何匹も見ることができます。

プライベートビーチ状態のお昼時。イタリア人が最近始めたというコテージでのんびりとしたひと時を過ごせます。

食事

ヌシベに来たならやっぱり海鮮料理を食べないと!

カルパッチョ。新鮮さが中央高地とは違いますね!

マダガスカルで初めて見たウニ。味は…日本のがおいしいかな。笑

自分たちで釣った魚を食べるなんてこともできちゃいます。写真のような小さい船で釣りに出かけると船酔いの危険大なので、大きめの船捕まえてくださいね!

以上、マダガスカルでで一番有名と言っても過言でないヌシベ、ぜひ一度は訪れてみてくださいね〜!

マダガスカルJICA青年海外協力隊による情報集

マダガスカルに赴任するボランティアのための情報集。

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