フィアナランツァア&ラヌマファナ国立公園への旅

首都アンタナナリボから国道7号線を南へ約400㎞に位置するFianarantsoa(以下フィアナランツォア)と、その周辺にあるラヌマファナ国立公園を紹介します。


【フィアナランツォア】

【行き方】
 首都アンタナナリボから南の各主要都市からタクシーブルースあり。
 首都アンタナナリボから約9時間 ※COTISSEもあり。

標高:約1200m   人口:約20万人

フィアナランツォアには民族ベツィレウが多いとされています。
農作物の集散地であり、米やバニラなどの産物がここから海岸部に向けて送り出されるそうです。
また、マダガスカルにおけるワイン生産の中心地でもあり、市内にはワインの工場が多く存在しています。

『フィアナランツォア』とは『良い教育』という意味だそうです。

比較的静かな街中にある大学です。

フィアナランツォアの街中です。

街の人は、標高の低い方を新市街地、高い方を旧市街地と分けて生活している様子でした。旧とは言っても決して錆びれているわけではなく、むしろ市場に活気があるのは旧の方でした。

散歩をするとよく目にするのが旅人の木でした。
市場があったり路上販売していたりと、他の都市とそれほど変わりません。

【ホテル】

ホテルは沢山あります。
中でもコスパが良くお勧めなのが、上の写真のホテルZomatel(ズマテル)
一番安い部屋で45,000At
ホテル内は清潔で、どんどん拡張していて客室は十分にあります。
立派なレストラン1つに、Bar風のレストラン1つも併設されています。
味はどちらのレストランも美味しいです。もちろんホテル近場にも食堂があります。
また、早朝に焼きあがるクロワッサンとパンオショコラは、個人的にマダガスカルNo1です!



【市内観光】
フィアナランツォアは、アンタナナリボとトゥリアールのちょうど中間地点、そしてラヌマファナ国立公園、アンギィンニチャ国立公園、そしてイサロ国立公園といった観光地に行く休憩もしくは拠点になっています。

唯一、観光する価値のある場所が高台の旧市街から更に西に進んだところにあるAmbozontany地区です。レンガ造りの家が保存状態よく残っています。

最後の写真は洗濯場です。マダガスカルで一番立派かもしれません!



【客席のある鉄道】

もう1つ、フィアナランツォアの知名度を上げているものがあります。
それはインド洋に面する街Manakaraに走る列車の鉄道駅があることです。
週2便、客席もあってフランス観光客には人気だとか。

行先と料金表もあります。
そして、かわいい切符売り場もあります。



【ラヌマファナ国立公園】
続いて、陸路でManakaraを目指す途中にあるラヌマファナ国立公園を紹介します。 
『ラヌマファナ』の意味は『熱い水』
温泉が湧き出るということです。

ラヌマファナ国立公園へ向かう途中に、なかなか迫力のある滝があります。


ラヌマファナ国立公園内には、数種類のキツネザルが生息しています。

マダガスカル人曰はく、マダガスカルには毒ヘビはいない!なのでヘビをつかみ放題なのです!
(注)降雨の日の公園内は、キツネザルの動きが鈍く観察するのは困難でした。

写真はないのですが、村には温泉プールがあり賑わっています。

マダガスカルJICA青年海外協力隊による情報集

マダガスカルに赴任するボランティアのための情報集。

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